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2018年度大会テーマ:「技術・産業の進化と資本主義のゆくえ」
人工知能や情報コミュニケーション技術(ICT)を中核とする現代の技術発展は,知識・技能・教育のあり方,現場レベルでの労働・組織のあり方,企業・産業のあり方から,資本主義という社会経済システムのあり方に至るまで,広く深く変質させ続けるであろう.逆に,社会経済システムの制度と動態は,技術進歩の水準と方向性を規定するだろう.
こうした技術発展と社会経済システムの共進化という現象は,一般レベルにおいても強い関心をもたれる事柄である.しかし何よりもこれは,進化経済学の源流の一つであるシュンペーテリアンが追求してきた問題に他ならないし,また進化経済学に携わる人々にとって枢要な現代的問題である.進化経済学が現代に対して有効な洞察を与えることができる問題領域であると考えられるし,進化経済学の発展にとっても重要な示唆を与える現象でもあるだろう.
そこで,2018年度の大会では,「技術・産業の進化と資本主義のゆくえ」をテーマとし,進化経済学と社会経済システムの未来にとって枢要なこの問題を考える大切な契機としたい.
【オータムコンファレンス】
2018年9月29日(土)名古屋工業大学4号館ホール(4号館1階)※終了しました。
【年次大会】
2019年3月16日(土)−17日(日)名古屋工業大学
参加事前登録フォームはこちら(2019年3月13日振込締切)
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